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JR北海道などは、道東エリアを3日間乗り放題で回れる電子チケット「釧網線フリーパス」と「地球探索鉄道花咲線フリーパス」を、2026年6月26日10:00から発売している。利用期間は2026年7月1日から2027年2月28日までで、発売期間は2027年2月26日までだ。ただし、補助金をもとに算定した販売予定枚数が上限に達し次第、発売は終了する。新たにJAL MaaSでの販売も加わるため、釧路、網走、根室方面をスマートフォンだけで移動したい人は、価格、利用開始操作、払戻し条件を先に確認しておきたい。
この記事でわかること
- 釧網線フリーパスと地球探索鉄道花咲線フリーパスの価格と利用区間
- 2026年6月26日10:00から始まる発売期間と3日間有効の考え方
- JAL MaaS、ぐるっと北海道、JR北海道 e-Passで買う前の注意点

発売期間と利用期間
今回のフリーパスは、道東エリアの公共交通の維持、活性化、観光振興に向けた実証事業として販売される電子チケットである。発売期間は2026年6月26日10:00から2027年2月26日まで、利用期間は2026年7月1日から2027年2月28日までだ。JAL MaaSでの販売開始は2026年7月1日からとなるため、6月中に購入先を探す場合は販売サイトごとの開始日差に注意が必要である。有効期間は利用開始日から連続する3日間で、購入日から自動的に3日間ではない。スマートフォン上で「利用開始」ボタンを押した時点から有効期間が起算されるため、現地到着前に誤って押すと利用可能日数を削ることになる。
価格と対象区間
| 項目 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 釧網線フリーパス | おとな5,400円、こども2,700円 | 釧路駅から網走駅までの普通・快速列車の普通車自由席が対象 |
| 地球探索鉄道花咲線フリーパス | おとな4,000円、こども2,000円 | 釧路駅から根室駅までの普通・快速列車の普通車自由席が対象 |
| 利用期間 | 2026年7月1日から2027年2月28日まで | 利用開始日から連続する3日間有効 |
| 発売期間 | 2026年6月26日10:00から2027年2月26日まで | 販売予定枚数が上限に達し次第終了 |
| 販売サイト | JAL MaaS、ぐるっと北海道、JR北海道 e-Pass | 駅窓口や券売機では購入不可 |
購入から乗車までの流れ
- 販売サイトへアクセスし、会員登録またはログインを行う。
- モニター専用商品のため、購入時に簡単なWebアンケートへ回答する。
- チケット使用開始前に「利用開始」ボタンを押す。
- 釧路駅ではQR改札機に2次元コードをかざして乗車する。
- 釧路駅以外では、乗務員または駅係員に画面を提示する。
購入先はJAL MaaSの北海道ページ、ぐるっと北海道、JR北海道 e-Passが案内されている。電子チケットなので紙のきっぷを受け取る手間はないが、スマートフォンの画面提示が前提になる。乗車当日は通信状態、電池残量、ログイン状態を出発前に確認しておくべきだ。特に釧路駅以外はQR改札機ではなく画面提示での利用が案内されているため、改札前で開ける状態にしておくとよい。
価格で選ぶ前に区間を決める
価格だけを見ると、花咲線フリーパスはおとな4,000円、釧網線フリーパスはおとな5,400円で、花咲線のほうが安い。しかし、対象区間はまったく別である。釧網線フリーパスは釧路駅から網走駅まで、地球探索鉄道花咲線フリーパスは釧路駅から根室駅までが対象だ。網走、知床方面の入口に寄せる旅なら釧網線、根室や納沙布岬方面を組み込む旅なら花咲線が候補になる。指定席を利用する場合は、フリーパスだけでは足りず、別途座席指定券等の購入が必要だ。公式PDFの価格欄には税区分の併記はないため、購入前は各販売サイトの決済画面で最終金額を確認したい。
利用開始と払戻しの注意点
一番の注意点は「利用開始」ボタンである。例として、7月15日14:30に利用開始を押した場合は、7月17日23:59まで有効になる。購入日当日を含む30日以内に利用開始操作を行う必要がある一方、利用開始後は払戻しや利用開始日の変更ができない。払戻しを希望する場合は、利用開始を押す前にWebサイト上で手続きする必要があり、手数料は無料と案内されている。また、列車の運休や遅れが発生した場合でも、払戻しや有効期間の延長はできない。決済手段はクレジットカードのみで、VISA、Master、JCB、American Express、Diners Clubが対象である。
公式情報の確認先
発売期間、価格、販売サイト、利用方法、注意事項は、JR北海道の共同リリースPDFで確認できる。JAL MaaSで購入を検討する場合は、JAL MaaSの北海道ページから対象チケットを探す流れになる。ぐるっと北海道を使う場合は、ぐるっと北海道の公式ページも確認しておきたい。販売予定枚数の上限や販売サイト側の表示変更があり得るため、出発日が近い場合ほど購入前の確認が重要である。
まとめ
釧網線フリーパスと地球探索鉄道花咲線フリーパスは、2026年7月1日から2027年2月28日まで利用できる道東向けの電子チケットだ。発売は2026年6月26日10:00から2027年2月26日までで、JAL MaaSでの販売は2026年7月1日から加わる。釧網線はおとな5,400円、こども2,700円、花咲線はおとな4,000円、こども2,000円で、どちらも利用開始日から連続3日間有効である。便利な一方、利用開始後の払戻しや変更はできず、運休や遅れでも有効期間は延長されない。買う前に区間、利用開始操作、決済手段、販売終了条件を確認してから使うのが安全だ。
