
ANAの「今週のトクたびマイル」は、指定週の国内線特典航空券が通常より少ないマイルで発券できる時限型施策である。直近の対象は2025年9月第2週で、並行して次回週の告知も始まっている。告知・予約・搭乗の周期と、必要マイルのレンジ、変更や払い戻しの条件を一次情報に即して要点だけ抽出する。運賃同様に席数制限が厳しく、在庫推移を前提に迅速な意思決定が要る設計だ。
この記事でわかること
- 告知は毎週火曜正午頃、予約は水曜開始、搭乗は木曜開始の週間サイクルである
- 今週と次回週の対象期間と必要マイル数の目安を俯瞰できる
- 予約時に「キャンペーン適用マイル」を選ぶ実務フローを把握できる
- 変更・払い戻しの制約(同一区間限定・取消手数料マイル等)を事前に確認できる

トクたびマイルの基本仕様
ウェブ限定の国内線特典航空券割引であり、対象路線と必要マイル数が週替わりで設定される。全旅程が対象路線かつ対象期間内完結であることが利用条件だ。発表は火曜正午頃、予約発券は水曜開始で翌火曜まで、搭乗は木曜開始で翌水曜までという一週間サイクルで運用される。対象外ウィークが年数回あり、週内でも在庫変動で実質的な入手難度が変わる点に留意すべきだ。
対象週のスケジュールと要点
| 区分 | 予約発券期間 | 搭乗期間 | 必要マイルの目安 | 路線例(抜粋) |
|---|---|---|---|---|
| 今週 | 2025/09/03 水〜09/09 火 | 2025/09/04 木〜09/10 水 | 3,500/5,500 ほか | 羽田⇔秋田・庄内・紋別、大館能代/伊丹⇔松山・熊本/中部⇔松山・女満別 など |
| 次回 | 2025/09/10 水〜09/16 火 | 2025/09/11 木〜09/17 水 | 3,500/5,500/6,500 | 羽田⇔八丈島・富山・小松・稚内・米子・徳島・高松・松山・福岡・長崎・鹿児島/千歳⇔稚内・女満別/福岡⇔五島福江・宮崎/那覇⇔石垣 など |
表は一次情報の抜粋であり、実際の対象路線と必要マイルは週次で変動する。全リストと在庫は公式の対象路線タブで必ず再確認すること。
予約手順の実務フロー
- 対象路線タブで週次リストを確認する
- 空席照会から対象便の在庫を確認する
- 申込画面のキャンペーン欄で「キャンペーン適用マイル」を選択し発券する
変更と払い戻しの制約
週内の同一区間に限り変更可であり、発着空港の変更は不可だ。変更は元の予約便出発前かつ変更希望便出発日の前日まで受付で、当日時間変更は不可である。払い戻しは全区間未使用時のみ対象で、取消手数料は1名あたり3,000マイルとなる。有効期限は対象搭乗期間の終了日で失効する。通常マイルで既に発券済みの予約をキャンペーン適用へ差し替えることはできない点も重要だ。
在庫と発表タイミングの扱い方
在庫は週の序盤に動きやすく、火曜正午の告知から水曜開始の初動で一斉に取り合いになる。複数候補日の可変性を持たせて検索し、片道単位で組むことで必要マイルの異なる区間混在による発券障害を避けられる。島路線や小規模空港は席数が特に限られるため、検索時刻の分散とモバイルアプリからの即時申込を標準化すると取りこぼしを減らせる。
旅程設計のコツ
必要マイルは3,500〜6,500が中心で短中距離が主戦場だ。短距離×需要閑散時間帯の組合せは在庫確保の確度が高い。片道ずつの発券で往復在庫の非対称リスクを抑え、空席が薄い区間は復路を有償に振る柔軟性を持つと良い。別空港発着の組合せは本施策では不可であるため、都市圏内の空港振替(例:羽田と成田)を許容する行程は最初から除外して検索するのが効率的だ。
対象外週と運用上の注意
年間で複数の対象外週が設定される。2025年は9/25〜10/01、2026年は1/01〜1/07が予定されている。対象外週の前後は需要が偏り在庫が薄くなる傾向があるため、告知直後に検討を終える運用を推奨する。また運休・減便や天候による計画変更で対象や運航自体が変動する可能性があるため、出発前日の運航状況確認をルーチン化しておくとトラブル耐性が上がる。
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公式情報
まとめ
トクたびマイルは火曜告知・水曜発券開始・木曜搭乗開始の週間サイクルで、短中距離を中心に3,500〜6,500マイル帯の設定が多い。週内変更は同一区間のみで、取消は3,000マイルの手数料が発生する。今週と次回週の枠は早期に動くため、候補日の柔軟化と片道分割を前提に、公式の対象路線と在庫を都度確認しながら即時に押さえるのが実務的な最適解だ。
